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アキニレ(秋楡/別名イシゲヤキ・カワラゲヤキ) ニレ科 ニレ属
分布 本州(中部地方以西)、四国、九州、沖縄、朝鮮半島、中国、台湾
樹皮 灰緑色、灰褐色。褐色の小さな皮目あり、不ぞろいな鱗片状にはがれ、まだらな班紋が残る。
枝 本年枝は淡紫褐色で、ふつう短毛がある。2~3年枝は褐色の丸い皮目ができ、表皮は成長するにつれて縦にさける。
冬芽 長さ2~3ミリのやや扁平な卵形。芽鱗4~5個。葉痕は半円形。
葉 互生
花 花期は9月。本年枝の葉わきに両性花が4~6個づつ集まってつく。
果実 翼果。10月~11月に成熟。種子は5ミリ。
用途 材はかたく、くり物や器具材に使われる。若芽は食べられる。飢饉のときは種子も食べた。


冬芽
アキニレ冬芽 写真 牧野彰吾 2005.12.30 中院