唐沢先生と野鳥を観察しよう!

■日時 2008年12月18日(木) 9時30分〜14時
■天気 晴れ
■コース 西部球場駅⇒夢ところ栽培田んぼ⇒チカタの森⇒トトロの森⇒トラスト保全第2号地⇒堀口満天神社⇒狭山湖⇒西部球場駅
■講師 唐沢孝一先生
■案内 金さん、枠谷さん
■参加者 9名
画像をクリックすると大きくなります。
   Sayamako081231Sayamako081221
下見のときは今にも振りそうな曇り空だっのが本番は晴天。天候に恵まれ、歩くだけでも楽しい観察会になりました。
「チカタの森」を管理している枠谷さんに一般の人の入らない場所を案内してもらいました。アカマツの高木が枯れていて、かつてここはアカマツ林だったことやアカマツが陽樹であることなど唐沢先生から教えていただきました。しばらく歩くと大きな穴が囲ってあり、のぞくと結構な深さ・・・地元の人がサツマイモの保存に使ったなごりだそうです。「チカタの森」では、枠谷さんたちの手入れの賜物で春植物も見られるようになってきたとのことです。
金さんの案内でトラスト保全Sayamako081239Sayamako0812372号地の裏手を落ち葉を踏みしめながら歩きました。アオジの姿を見た人もいました。しばらくするとアオゲラのドラミングの音・・・結構力強い音でした。途中、キノコが生えている樹を発見。森の遷移の中でのキノコの役割なども考えました。

狭山湖では昨日の雨で餌を食べられなかった?オオタカの捕食シーンをゆっくり観察しました。どうみてもカラスのほうが数が多く優勢のように思われるのですが、あっという間に一羽を水の中につけて窒息させるのだそうです。死んだカラスを足でつかみ飛び立ったオオタカをカラスが追いかける・・・またとない光景を見ることができました。帰りの電車の中では、唐沢先生のアイヌ語の話にまたまた盛り上がり最後まで楽しい時間を共有することができました。参加者の山口さんのご好意でオオタカの写真をいれました。画像をクリックすると大きくなります。
Photo

観察した鳥
オオタカ、シジュウカラ、エナガ、タヒバリ、カワウ、マガモ、キセキレイ、ハクセキレイ、カンムリカイツブリ、カイツブリ、メジロ、ホオジロ、アオジ、ムクドリ、ヒヨドリ、コゲラ、アオゲラ、ハシブトガラス、キジバト、スズメ、ウグイス、アオサギ、ドバト(カワラバト) 最後に唐沢先生から村落耕地形の鳥ヒバリとかモズが少ないという話が出ました。詳しく調べる価値があるかもしれません。

参加者の感想
☆カラスは仲間の死骸のおこぼれを食べている、そんなシーンを眺めていると自然の厳しさや生きることの厳しさを考えさせられました。
☆専門の先生に案内していただくことはとても有意義ですばらしい。
☆楽しかったし、鳥に興味がわいてきた。
☆オオタカの食事風景が見られた良かった。仲間を助けないカラスの姿が印象的。
☆セキレイの仲間は尾をゆらすのは、すぐ飛び立てるから、カラスは巣をいくつも作るとか、エガガはコケで巣をつくり羽毛を中にいれる。声がきれいな鳥は色が地味とか鳥の全体の見方を学んだように思います。
☆オオタカが美しいので驚きました。
☆鳥の頂点にいるオオタカを見られたことは大変良かった。
☆参加者に枠谷さんが焼いた花炭がプレゼントされました・・・とてもきれいだし、うれしい!!

Follow me!