春の見沼田んぼを歩く

■日時 2010年3月10日 9:30〜15:00
■天気 くもり
■コース 浦和駅東口からバス⇒パイパス大崎下車⇒モンキーパズルという不思議な植物を見学⇒梅が咲いていました。⇒国昌寺⇒トラスト1号地⇒総寺院⇒鷲神社⇒見沼自然公園⇒坂東家で解散
■参加者 9名(下見9名)
■案内 二宮さん
下見の日(5日)は暖かかったのですが、とても寒い一日でした。天気予報は暖かくなる・・・うそでした。冬を思わせる寒さに震えてしまいました。オオイヌノフグリは雪の下に・・・。人間も戸惑うけど・・・「植物は大変ね」などという声も聞かれました。

この寒さのたくさんの花が咲いていました。見沼は植木業を営む方が多く、珍しい木々も見ることが出来ました。目玉は「モンキーパズル」の木と国昌寺にあった「チャンパカ」はなんともいえないいい香りでした。トラスト地ではイヌシデについていた虫こぶを観察、アオキやシロダモにつく虫こぶ・・・自然は本当に不思議な形でつながりあっていることを改めて感じました。(加倉井)

初めて自然塾の自然観察会に参加させていただきました。
たくさんのお花、木々、鳥たちを紹介していただき、顔見知りになった気がしています。
自然観察会は色々な人を紹介していただくパーティに似ています。今回も初めての方々やお顔と名前がやっと一致できた方々にお会いしました。
地元の顔である立派なケヤキ、モンキーパズルはチリからのお客様、香りがよくチャンパカはネパールからの高僧、様々な園芸種の椿はあでやかな着物姿のすましたお嬢様方。マンサク、ウメ、カワズザクラ、ヒイラギナンテンは可憐で健気な女性達。また、虫コブのある迷惑顔のアオキ、イヌシデやシロダモ。木肌という表情で見分けるコブシ、ムクやハンカチの木。夫婦仲のよいヒヨクヒバ。旅人のオナガガモ、コガモやカルガモにも会いました。そしてあぜ道でしっかりと働くナズナ、オニタビラコ達。最後にシラカシ、ウラジラカシ、アラカシという3人兄弟も紹介していただきました。
さて、次にお会いする時はお名前が出てくるでしょうか。また春の装いから変わった姿でもお顔がわかるでしょうか。お名前だけでなくそれぞれの働きがわかるときっと「知り合い」になれますね。そして知り合いが増えて、この大きな世界の繋がりがわかりますように。
お顔が広く、大勢の「方々」を紹介してくださった二宮さん、そして色々教えてくださった皆様、楽しい一日をどうもありがとうございました。
(水野)

■野鳥・・・コゲラ、エナガ、ツグミ、スズメ、ヒヨドリ、ヒバリ、シジュウカラ、ヤマガラ、カワラヒワ、オナガガモ、カルガモ、バン、オオバン、ヒドリガモ、アオジ、ムクドリ

■咲いていた花・・・ハルノゲシ、オオイヌノフグリ、スズメノカタビラ、ニワトコ、フッキソウ、チャンパカ、シュンラン、コオニタビラコ、ハハコグサ、ハルジオン、ノミノフスマ、ヒュウガミズキ、カンヒザクラ、シナマンサク、サンシュユ、ホトケノザ、フキ、カワズザクラ、ウメ、ウグイスカグラ、トサミズキ、ショカツサイ、ツバキ、ヒイラギナンテン、アセビ、ユキヤナギ、ブンゴウメ、ギンヨウアカシア、ボケ、ヤブツバキ、ヒメカンスゲ、ミチタネツケバナ、ヒメオドリコソウ、キブシ、園芸種のツバキ、ハクモクレン、ナズナ、ノボロギク、オランダミミナグサ、コハコベ、ハラン  (写真 伊藤・加倉井)
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