春の風布の里を歩く

■日時    2010年4月9日(金)9時40分 秩父鉄道 波久礼駅集合
■天気    くもり
■講師    太田泰弘先生
■参加人数 16名
■会費    400円
桜が満開の季節、森の中はスミレやメコノメソウが花盛りでした。太田先生の素敵な解説で、一段と楽しい観察会になりました。

観察した植物(担当:須鎌さん)

セイヨウタンポポ・カントウタンポポ・エゾタンポポ・アメリカフウロ・スズメノエンドウ・カラスノエンドウ・イロハモミジ・ノジスミレ・カキドオシ・センニンソウ・クサイチゴ・イノモトソウ・ヤブソテツ・タネツケバナ・アブラチャン・イヌフグリ・ネコノメソウ・ケキツネノボタン・レンゲソウ・スズメノヤリ・ギシギシ・オニノゲシ・ツルボ・アカフタチツボスミレ・ゴヨウアケビ・ミツバアケビ・ナンテンハギ・アキカラマツ・ミミナグサ・オオイトスゲ・ニリンソウ・ヒカゲスミレ・ヤブニンジン・キランソウ・ヒメウツギ・オオバジャノヒゲ・オニタビラコ・ヤブタビラコ・ヤマブキ・モミジイチゴ・ノダケ・オカスミレ・ノキシノブ・ミドリハコベ・ウシハコベ・ノアザミ・タイアザミ・ノハラアザミ・キブシ・ヤマザクラ・ツクバネ・スイカズラ・サイカチ・ナルコスゲ・ナツズイセン・コクサギ・クマワラビ・ヒメカンスゲ・オオバイノモトソウ・イワタバコ・ヤブニンジン・セントウソウ・カテンソウ・ヤマユリ・ヤブレガサ・ホウチャクソウ・ヤブヘビイチゴ・ハルジオン・キンミズヒキ・ヤマイモ・ソメイヨシノ・マダケ・コンロンソウ・ヤブコウジ・ジュモンジシダ・リョウメンシダ・ベニシダ・ヒナスミレ・マルバコンロンソウ・ツルカノコソウ・カンスゲ・ウマノミツバ・ナガバノスミレサイシン・エイザンスミレ・コガネネコノメ・ウワバミソウ・キバナアキギリ・トウゴクサバノオ・アズマイチゲ・ヤブカンゾウ・ミヤマキケマン(ヤマケマン)・オカメザサ・ヤブツバキ・ヤマヤブソテツ・レンプクソウ・ウバユリ・ツルカノコソウ・カタクリ・スミレサイシン・ヒナスミレ・タラノメ・ヤマワサビ・ユリワサビ・ハナネコノメ・ヤマエンゴサク・ジロボウエンゴサク・シュンラン・ミヤマネコノメ・シラネセンキュウ・アオイスミレ・ウラジロ・ヒメウラジロ・ホトトギス・ミズバショウ・リュウキンカ・カンヒザクラ・クサノオウ・ミツマタ・フキノトウ・レンギョウ・キズタ・ゼンマイ・ミヤマウラジロ・ササクサ・マタタビ・ノビル・ミヤコザサ

観察した鳥類(担当:吉川さん)
アオジ、ウグイス、ガビチョウ、ツバメ、キジバト、ヒヨドリ、カラス、カワラヒワ、キセキレイ(巣も確認)シジュウカラ、スズメ、キジ、トビ、カワウ、ホオジロ以上です。
きれいな声で啼いていた鳥については未確認です。

感想(担当:津々木さん)
 風布川沿いから風布の里へ自然観察塾に参加させていただきました。

 波久礼駅からゆっくり歩き、大きな橋を渡って、頂いた手作り写真集と比べて植物観察、風布川沿いのハイキングです。

里山の風景と賑やかに紫系の花の群生している畑の傍で「カキドオシ」と教わり、食べられる野草であることを知り感激しました。そして、道端の西洋たんぽぽと関東タンポポの見分け方の説明で、最近中間もあるそうで、もやもやしていたことがすっきりしました。

川沿いに杉の葉を踏みしめながら、心地よい森林浴と、スミレの色々な種類に出会いました。

アカスタチツボスミレ(葉の筋が赤い)、名前のとおり可愛い「ヒナスミレ」、葉に切れ込みがありピンクや白の「エイザンスミレ」、葉に特徴がある「シロバナナガバノスミレサイシン」、ひっそりと「ヒカゲスミレ」、帰りの車道で見た「ノジスミレ」、まだまだどこかに様々な種類があるらしく、スミレ博士になるには難しいが、こんなに見られたことは幸せです。

川の飛び石を渡って、「クレソン」の群生地、「ワサビ」「ユリワサビ」の群生、その先に「ニリンソウ」のこんもりした塊、所々に大きな葉の「ウバユリ」、珍しい「ネコノメソウ」「ハナネコノメソウ」「コガネネコノメソウ」、お天気の良い日に小さな白い花がぽっ、ぽっ飛ぶという「カテンソウ」、石垣に「ヒメウラジロ」、白いうつむいた花の「アズマイチゲ」の種は金平糖のようで可愛いい。もっともっと沢山教えていただきました。

ムラサキケマン、クサノオウなどの毒草にも注意したいです。

太田康弘先生、二宮先生、植物に詳しい参加された皆様、自然観察一年生の私です。ご親切に教えていただきありがとうございました。楽しい一日でした。

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