農のあるまち 宮代を歩く-秋草を観察しよう!

トラスト5号地山崎山 新しい村周辺の自然
■日時 2010年9月17日(金)9時30分 東武動物公園駅
■天気 晴れ
■案内 二宮さん・塘さん
■参加者 柳沢・須鎌・影山・榎本2名・片山・伊藤・木村・森田・原・山中・加倉井(敬称略)
■コース 東武動物公園西口9時30分→あたらしい村10時→姫宮落川→笠原小学校→新しい村→町民田んぼ→昼食休憩→ほっつけ田周辺→トラスト5号地山崎山の雑木林→西原の森・郷土資料館→東武動物公園駅16時

晴天の一日「農のある町宮代」を歩きました。植物の案内は、二宮さん、昆虫の案内は塘さんととても充実した観察会になりました。
相変わらずの暑さにもめげず、街路樹のコブシが実をつけていました。確かな季節の訪れを感じます。マコモの花が咲いて、雄花と雌花の咲く時期がずれているのは「自家受粉」しないようにとの説明に納得顔の参加者。マコモは雌花が上だということです。
ノギがあるのがセイバンモロコシ、無いのがヒメモロコシなど詳しい説明をしていただき、植物を見る目もレベルアップ。
虫を捕まえるとすぐ名前を教えてもらえることの快感は最高でした。

伊藤さんが写真を提供してくださいました。上からホシクサ・ミズワラビ・観察風景・キカラスウリ・観察風景

観察した植物
キシュウスズメノヒエ、シマスズメノヒエ、フタバムグラ、ウリクサ、アゼガヤ、マコモ、マツバイ、ヒメナエ、アイナエ、ホシクサ、コケオトギリ、キクモ、ミズワラビ、アゼカヤツリ、スカシタゴボウ、ツルマメ、センニンソウ、アキノウナギツカミ、ワタラセツリフネソウ、ミゾソバ、フジバカマ、ワレモコウ、シロボノワレモコウ、イヌビエ、ツルボ、カラスウリ、キカラスウリ、ヒヨドリバナ(記加倉井)

チョウ:アオスジアゲハ、アゲハ、クロアゲハ、キチョウ、モンシロチョウ、ウラギ
ンシジミ、ツバメシジミ、ヤマトシジミ、アカボシゴマダラ、アサマイチモンジ、イ
チモンジチョウ、キタテハ、コミスジ、ツマグロヒョウモン、イチモンジセセリ、ダ
イミョウセセリ、チャバネセセリ

蛾の幼虫:オオシマカラスヨトウ

バッタ:オナガササキリ、セスジツユムシ、クサキリ、エンマコオロギ、コバネイナ
ゴ、トノサマバッタ、オンブバッタ、ショウリョウバッタ、ヒシバッタ

トンボ:ギンヤンマ、シオカラトンボ、コシアキトンボ、ノシメトンボ、アキアカネ

ちなみにアカボシゴマダラは中国から人為的に持ち込まれたチョウで、神奈川県で最
初に発見され、その後数年で分布を急拡大し、埼玉県でも3-4年前から見られるようになりましたが、宮代町ではまだ未記録でした。今日が初めての記録でした(あまり喜ばしいことではありませんが)。(記 塘)
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