ナガコガネグモ 出現期8〜11月

ナガコガネグモ コガネグモ科 垂直円網 出現期8〜11月
ナガコガネグモの幼体は円網の中央部にギザギザの隠れ帯を付ける。 眼は良くなく、昼夜が分かる程度。振動で情報を得る。網の中心にいたほうが安心で、情報を得やすい。 6月の初め卵のうに1ミリほどの穴をあけ子グモはお尻に糸を付け気流に乗って旅立つ。卵のうから出たオスは6回メスは7〜8回脱皮。雌雄同居期間はお盆頃で短い。雌は成熟するとクエン酸から作った物質を性フェロモンとして放出。交尾後は放出しない。参考:「クモ基本60」東京蜘蛛談話会「日本のクモ」文一総合出版 (写真:加倉井範子)

 

 

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◎1.ナガコガネグモ コガネグモ科 幼体

 

 

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◎2.ナガコガネグモ成体 8〜9月には成熟。

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◎3.♀ 2017.8.21 岩殿地区
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◎4.撮影2017.10.12マルコ 小さい個体だったが卵のうを抱えていた
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◎5.撮影2017.8.4マルコ ナガコガネグモ♂
◎6.ナガコガネ幼体
◎7.隠れ帯 
◎8.幼体
◎9.ギザギザの隠れ帯
◎10.卵のう 9〜10月に4〜6個のつぼ型の卵のうを作る。卵のうは子グモたちが寒い冬を安全に過ごせるように二重構造になっている。卵はまもなくふ化して子グモは卵のうのなかで冬を越す。ファーブル昆虫記で詳しく観察されているヨーロッパと日本の共通種。
◎10.ナガコガネグモの網
◎11.♀と♂
◎12.♀と♂
◎13.♀と♂

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