竹の花報告2021年8月

総院側の竹が1ヶ月前くらいから、1本枯れているように見えた。8月21日伐採。8月27日、牧野先生、トラスト協会、みどり自然課の方々が竹を見にきてくださった。サンプルを持ち帰り同定、雄しべと雌しべ確認したとの報告があった。花が咲き、竹枯れになるとの情報が少なく、観察を継続することになった。1本だけの現象だったので、とりあえず8月29日、残りの枝を焼却した。

枝のみを焼却した。

牧野先生からのメッセージ
1号地のモウソウチクの件、顕微鏡で花を確認しました。
まことにかぼそい花ですが、めしべ1、おしべ3、花弁3を確認しました。
そこで現地の説明はとりあえず撤回しますが、病的要素が混じっている可能性も否定できません。
花の構成がやや変則なのです。もし今年これ以上枯れるものがなければこのままで今年は終わりとなります。来年、花を咲かせるタケノコが出現する可能性はあります。総枯れになるかどうかはしばらく様子を見るしかありません。絶対に総枯れになるとは断定できません。部分枯れでおわりもあり得ます。いずれにしても地下茎は生き残る可能性大ですので成り行きを見守りましょう。枯れをとめる手立てはありません。長寿の妙薬はないというべきでしょう。

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