〜2021年カタツムリ等

ウスカワマイマイ オナジマイマイ科 ウスカワマイマイ類 活動場所:地面から木の上 特徴:丸っこい体をしている  殻色は淡黄褐色で殻はうすく半透明のため軟体の模様が透けて見える まだら模様が多い。成熟しても殻口は反ることはない。畑などのひらけた環境で見られる。草地に多くいる中くらいのカタツムリ。地面から木の上まで利用し、丸っこい形をしている。

ウラジロベッコウ ベッコウマイマイ科 ベッコウマイマイ族 殻は扁平に巻き、薄く半透明。殻色は淡黄褐色でそこ面の中ほと白くなる。殻表は強い光沢がある。殻口は反ることはない。森林内の倒木や落ち葉の下などに生息する。落ち葉の下で生活する。ヒメベッコウガイよりも大きく、殻の裏側は白っぽい。

オオミスジコウガイビル

カドコオオベソマイマイ  


コハクオナジマイマイ オナジマイマイ科 オナジマイマイ属 活動場所:草地や手すりなど 越冬:卵 特徴:殻の頂部周辺で軟体の黄色が殻を通して見えるのが特徴 本種は1年性で成体は秋の産卵したのち、越冬せず全て死滅する  国内外来種 2021年見沼で初確認 もともとの分布は西日本だが国内外来種として各地に分布を広げている。草地にいるカタツムリ。殻の先端部分が黄色になる。越冬せずに1年で全て死亡する 殻の形はオナジマイマイに非常によく似る

ナミコギセルガイ キセルガイ科 コギセル属 貝殻は小型。殻色は褐色で半透明。殻表は細かい成長脈が見られ光沢がある。里山などの身近な環境にも生息する。群生することもある。木のうろや隙間によくいる。雨が降ると木にたくさんついている。

ナメクジ コウラナメクジ科 ナメクジ属 背面の色は灰色で、体の両側には黒い縦線がある。背中の正中線に斑点の列がある。人家周辺、畑、草地などに生息する。地面や木の上を這って生活する。ヤマナメクジよりも小さくて、色が薄い。

ヒダリマキマイマイ オナジマイマイ科 マイマイ属 左巻きのカタツムリ。殻色は淡黄褐色で色帯は0240型が多く無帯のものも見られる。軟体はまだら模様。地上を好むが木に登ることもある。よく見る大きなカタツムリ。地面を這って生活する。左を巻いている。

マルシタラガイ シタラ科 ベッコウマイマイ属 殻は非常に薄い。殻色は淡黄褐色で半透明、光沢がある。アオキの葉裏でよく見つかる。夏ごろになるとアオキやツバキの葉っぱの裏によくついている。マイマイ型をした小さな種。

ミスジマイマイ オナジマイマイ科 マイマイ属 殻はやや低平で3本の筋を持つというのが名前の由来だが、実際には色帯のないものや4本まで変異に富む。樹上を好む。人家周辺から山林までみられる。よく見る大きなカタツムリ。木の上で生活する。右に巻いている。

参考文献:「カタツムリハンドブック」文一総合出版
伊東舜氏コメント

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