バイオミミクリーカード完成(2025年3月)

バイオミミクリーカードが完成しました♫説明用カードやファイルなどの印刷費がかさみました。3000円寄付してくださった方に送付します。
郵便振替にて(0110-0-711005 特定非営利活動法人エコ.エコ)振込いただけましたら、送付させていただきます。
よろしくお願いします。

遊び方
自然のものと自然から真似たものが、54枚(27セット)あります。
一度に行うと時間がかかりますので、2つに分けて(13セット/14セット)行うと神経衰弱ゲームが楽しくできます。
①最初にカードを全て裏向きにして、神経衰弱を始めます。
②カードを取った人は、何をまねたか説明カードの裏の文字を読み上げます。
(子どもは、人前で発表するのことに苦手意識がありましたが、ゲームの中で説明を読み、他の参加者も説明をよく聞いてくれた経験が自信になったようです。-参加者母親間言葉)
バイオミミクリーカード制作経緯
 自然は、植物を生産者とし、消費者・分解者の生物間によって物質が循環する世界を作り上げています。自然は常温常圧で「もの」を作り出すことが可能で、つながりのある持続可能な世界を作っています。
人間は海、山、川や農地で作られた植物を食べる雑食性の生き物です。また地下から資源を取り出し、高温高圧でものを作っています。その結果、大気や水質が汚染され、また、処理できない核廃棄物も問題になっています。人間のつくりあげたシステムには、循環するためのつながりが不足しています。今の世代だけがよければ良いと考えるのではなく、自然とのつながり、人と人とのつながり、次世代とのつながりを考える必要があります。そのためには、自然によって支えられて生きているという意識が大切です。
そこでこの度、自然の仕組みや豊かさに気づくひとつの方法として「バイオミミクリーカード」を作成しました。説明カードを読むと、生物とそれを真似した人工物との関係がわかり、自然の驚くべき知恵に改めて気づかされます。このバイオミクリカードを使うことによって、皆さんが、持続的で豊かな社会的なあり方について楽しく学び、自然環境に適応した生物の生活方法や自然を破壊しない仕組みがたくさんあるという視点が得られれば、こんな嬉しい事はありません。
監修:塩瀬治 イラスト・デザイン:渡辺祐亮 発行:NPO法人エコ.エコ 
バイオミミクリーカードは、埼玉県NPO基金の助成(応援:株式会社富士薬品)により作成しました。


バイオミミクリーとは
 人類は大昔から自然を観察し、動植物から生活の道具や技術を改善する解決策を手に入れてきました。バイオミメティクスは生物模倣と訳され、1950年にアメリカの神経生理学者、オットー・シュミットと言う人が初めて使った言葉だと言われています。バイオミミクリーはギリシャ語で生命を意味するbios(ビオス)と模倣を意味するmimesis(ミメーシス)を組み合わせた用語で1997年にジャニン・ベニュスが考案しました。
バイオミメティクスとバイオミミクリーの2つの言葉は同じように感じますが、バイオミミクリーには新たな視点、長いスパンで自然と関わっていく概念が含まれています。バイオミミクリーは、自然界の仕組みから学んだことを技術開発に活かすこという意味があり、目指すのは環境問題の解決と生態系の保全です。なぜなら生物の形や仕組みは長い進化の中で持続的で調和的な意味を持っているからです。
自然資源を大量に搾取した産業革命は、豊富なエネルギーを安価で手に入れ、化石燃料を掘り出し経済を発展させました。その結果、大気や水が汚染され、土地は痩せ細り、地球環境そのものが危機を迎えています。
自然界は多様な生態系を維持しながら持続的に物質を循環させ、効率的にエネルギーを利用しています。自然界にはまだまだ数多くの未知の仕組みや生物同士の関係がたくさんあると考えられています。人間が自然から学び、持続的な社会を創造していくためには、自然そのものを守り生態系を学ぶ必要があります。自然をよく見ること、自然から学ぶことが次の時代の社会を創造する人間の資質を育みます。

自然の中の27種類を列記しました。何ができたか想像して、組み合わせを考えてください。
1.チョウの翅

2.イルカの尾びれ

3.蓮の葉

4.ごぼうの種/オナモミの種

5.ヤモリの指
6.蚊

7.テントウムシの翅

8.ひまわりの種の並び

9.カイメン

10.カワセミのクチバシ

11フクロウの羽

12.ぶつからず泳ぐ魚群

13.キツツキ

14.ハチの巣

15.タコの吸盤

16.ホタル

17.かたつむり

18.シロアリの巣

19.象の鼻 

20.水鳥の足

21.サメの肌

22.フナクイムシ

23.ヘビ

24.タンポポ

25.ムササビ

26.モルフォチョウ

27.骨の構造

参考:
「ヤモリの指」ピーター・フォーブス著 早川書房 2007年
「自然と生体に学ぶバイオミミクリー」Janine M.Benyus著 オーム社 2006年
「ヤモリの指から不思議なテープ」石田秀輝監修 アリス館 2011年
「自然に学ぶネイチャー・テクノロジー」石田秀輝・下村正嗣監修 2011年
「自然界はテクノロジーの宝庫」石田秀輝+古川柳蔵著 技術評論社 2013年
「自然をまねる、世界が変わる」バイオミミクリーが起こすイノベーション ジェイ・ハーマン著 (株)化学同人 2014年
「Natur macht erfinderich 」w.Nachtigal 博士著 出版社 Ravensburger 
「昆虫未来学」四億年の知恵に学ぶ 藤崎憲治著 新潮社 2010年
「生物に学ぶ技術の図鑑」笹島祐介文 成美堂出版 2018年
「トコトンやさしい バイオミメティクスの本」下村正嗣編著 B&Tブックス 日刊工業新聞社 2016年
「自然に学ぶものづくり図鑑」赤池学監修 2011年
「理系という生き方」最相葉月著 ポプラ新書 2018年
「生きもののふしぎ」上田恵介監修 講談社 2014年

メモ:
テレビ番組「未来への提言 サイエンスライター ジャニアン・ベニス 自然に学ぶ驚異のテクノロジー」2010年エッフル塔
https://www.cmicgroup.com/-/C-PRESS/web/00_17.html エッフル塔
すごい自然のショールーム http://nature-sr.com
積水化学 サステナビリティレポート2023 自然に学ぶ研究事例https://www.sekisui.co.jp/sustainability_report/challenges/creation/contribution/nextgen/index4.html
フナクイムシ大林組
https://www.obayashi.co.jp/tunnelworld/lesson/shield /
マジックテープ
https://www.morito.co.jp/media/article_20220224.html
ドラム式 シャープ
https://jp.sharp/nature/tec/drum-sen/
ヤモリテープ
https://x.com/satoshikawasaki/status/1525700119672537089/photo/1
サッカーゴールネット国際基督教大学
https://subsites.icu.ac.jp/people/okamura/education/ge/projects/Soccer.html
シロアリ バックが青空
https://amanaimages.com/info/infoRM.aspx?SearchKey=32070000991
エッフェル塔
https://www.facebook.com/xtensal/photos/curiosidades-de-anatom%C3%ADa-sab%C3%ADas-que-el-dise%C3%B1o-de-la-torre-eiffel-est%C3%A1-inspirado-/1295469267176008/?paipv=0&eav=AfbGQi1SdgcBzShptrasAxsn2ixeKtjSySMCgAzQ2IhO_EKXYR7yn-O1XMRPyfaghc4&_rdr

バイオミミクリーカード完成(2025年3月)” に対して4件のコメントがあります。

  1. 塩瀬 より:

    27の大腿骨は縦面図のほうが、わかりやすいので直しをお願いします。ヒントになる原図がありますが、必要でしょうか?

    1. tamaki より:

      ヒントになる原図お願いします。

  2. 浅見 徹 より:

    見沼・さぎ山交流ひろば運営協議会でお世話になっている日本野鳥の会埼玉の浅見徹です。
    カードが完成したら是非とも購入したいと思います。
    メールで連絡いただけると助かります。
    メールアドレス:bzh07450@nifty.com
    よろしくお願いします。

    1. tamaki より:

      メールありがとうございます。完成しました。
      郵便振替にて 口座番号 00110-0-711005 加入者名 特定非営利活動法人 エコ.エコにて3000円ご寄付いただきましたら、お送りいたします。
      よろしくお願いいたします。

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