全身が若葉色のクモで識別できる。成体は4月から10月まで見られる。第1脚を高く持ち上げて飛んでくる昆虫を待っている。羽音がするとその方向に体を向け、持ち上げている第1脚を左右上下に動かすので、この脚に感覚器官があると思われる。オスはやや小型で、成体になると頭部前方と前脚の基部付近、腹部が赤褐色または黒褐色に変わる。前脚に赤色が入る個体も見られる。卵のうは、葉裏に作り淡黄色で保護し、産卵期は5月中旬から7月。参考:「クモ基本60」東京蜘蛛談話会「日本のクモ」文一総合出版 (写真:加倉井範子)

1.大宮公園 2019.11.4


