花のふしぎ写真展

都立野川公園サービスセンター内で開かれた田中肇先生(フラワーエコロジスト)の写真展に行ってきました。JR武蔵小金井駅中央口で先生がご案内してくださるというので、のこのこと出かけました。また案内では、展示してある写真を撮影しても良いということで久しぶりに東京にでかけました。
駅に着くと先生らしき方が尾瀬の調査の旗を持っていて、間違ったらとしばらく声をかけませんでした。思えば、観察会やZoomのときは笑顔しか見たことがありませんでした。思い切って声をかけると笑顔の先生にお会いできました。

バスの中では写真展に行く方々が同席し、田中先生ですと私がご紹介すると皆さんとても感激していました。バスで降りて歩く途中、フタリシズカやコニシキソウ は写真が撮れないと話しましたら、「カメラを速く仕舞ってしまうから」「寝転んで撮るんです」と言われました。とても深い言葉で先生が費やした時間の多さや工夫に触れたように感じました。狭い会場内には人が絶えることなく訪れて、サイン帳にもたくさんのコメントが書かれていました。

素人の私たちにもわかりやすく説得力のある写真を撮り、観察会では丁寧にわかりやすく説明していただいたことは自然保護の観点からも先生の力は計り知れないです。かつて講演会で、先生が話されたウマノスズクサの生態に感激したことが思い出されます。NPOを設立当初「万年カレンダー」を作成したことがあります。その中にどうしてもウマノスズクサの写真を入れたくてご理解いただいたこと改めて感謝しました。私にとって、ウマノスズクサの不思議がその後の自然保護活動の一つのエネルギーになっています。

ユーモア溢れる先生の解説も多くの人にしってもらいたいと思います。(2021年12月21日 火曜日)


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